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珈琲の方向転換

2022年8月から、二人の焙煎士の力をお借りして、珈琲を提供していきます。

圭縁珈琲は、FERRET COFFEEの川平氏が提供する珈琲豆をマスターが淹れる珈琲としていました。
引き続き、FERRET COFFEEさんにも提供して頂きます。

今回あらたに、ハレノヒ珈琲の一場氏にブレンド珈琲を提供して頂くことになりました。

ハレノヒ珈琲さんは、川平さんを介してご紹介して頂きました。

一場さんも、川平さんに焙煎の指導も受けているそうで、川平さんという共通の指導者にお世話になっている者同士で、初対面から親近感が湧きました。

川平さんからは、私、マスターと一場さんは、クソ真面目同士でいいコンビじゃないですか(笑)
と、言われています。

三島はカフェだらけ

三島の街に、新店舗オープンの情報をSNSで目にすると、また、カフェですか…という感じですね。

当店で珈琲を提供しようと考えて行動した時には、カフェなんてそんなにありませんでした。

今では、お洒落なカフェが沢山!

以前、そんな店がインスタでバンバンあがって、インスタ映え、美味しいコーヒーというコメントを目にすると、
ラテなんか、ミルク入れて誤魔化しているだけじゃないの…と僻みぽくなっていた時期もありました。

そんな時、川平さんに、「いまにブームは去る。
ほんとうに美味しい珈琲が評価される時が来るから、ついて来て下さい。」
と言われた事を、最近思い出しました。

そこで…

高級志向へ路線変更

カフェ乱立の中で、出る杭になるには、どうすればいいか、決断するタイミングだと感じました。

それには、いくつか事象が発生しました。

FERRET COFFEEさんで扱う珈琲豆が、スペシャリティコーヒーの中でも、ランクの高い豆のみを扱うようになった事

次に、今までFERRET COFFEEさんの豆を使っていたお店が減ったという事

コストパフォーマンスの良い豆を扱う事で、低価格を維持する店が、今の流れのように感じた事

だったら、当店は逆を行こうと考えるようになりました。

当初、FERRET COFFEEさんの珈琲を扱うようになった時、当店で提供する珈琲は今より価格を高く設定しました。
しかし、集客が上手くいかず、安易に価格を下げてしまいました。
ある時、価格の問題では無かったという事に気づきました。

逆に値段を下げた事により,価格を下げる前にご来店頂いた方が、来店してくれなくなってしまいました。
その方は、珈琲を飲む時に、ほんとうに味わって飲んで頂いていたので、当店が、珈琲の価値を勝手に下げてしまったのかもしれません。

品質に見合う価格設定は、必要だと感じました

FERRET COFFEEさんの珈琲豆は、もともと周辺で珈琲を提供するお店で取り扱っている豆より、高価格帯だと思います。

今後取り扱おうとしている珈琲豆は、今までの価格帯より、2倍、3倍する価格帯になります。

その分、当店で提供する価格も、1.6倍~2倍近くになると思います。

試験的に、実際のこの価格帯で提供をしてみましたが、珈琲の好きな方は、購入して下さいます。

私も、珈琲専門店でそれなりの価格帯の珈琲を飲んだ事がありましたが、決してその価格に見合う珈琲だとは、感じたことがありません。

今までの圭縁珈琲の方が、美味しいと感じてしまいました。

周囲の店と、同じような価格帯で勝負するよりは、価格も香味も飛びぬけたいですね。

 

バランスも重要

美味しいからといって、誰しもハイスペックの珈琲を望むかといえば、そうではないと思っています。

FERRET COFFEEさんからも、提案頂いた案もあったのですが、それには、お互いリスクが発生するものでした。

次に、ご提案頂いたのが、ハレノヒ珈琲さんをご紹介して頂きました。

FERRET COFFEEさんは、シングル。

ハレノヒ珈琲さんは、ブレンド として、ご提供していきます。

ハレノヒ珈琲さんの店舗におじゃました時には、「こちらの珈琲が美味しいと聞いてきました!」という、お客さんにも出会えました。

また、口コミも高評価で、コメントも美味しいと評価されています。

もちろん、私達も美味しいと感じたので、ブレンド珈琲を使わせて頂くことにしました。

二人の焙煎士に感謝

マスターは、焙煎士のお二人が、丹精込めて焙煎した珈琲豆を使って、より美味しくお客様に提供できるようにするのが、マスターの使命だと思っています。

お二人とご縁できた事に、感謝です。